十勝・更別村の手づくりパン屋 パン舎

パン作りのへ想い

麦秋の景色が美しい北海道十勝・更別村。

小さな街の住宅街に佇む三角屋根のお店、手づくりパンの「パン舎」。

お客様(とワンコ)の笑顔を見るのが嬉しくて
この土地で 20 年以上パンを焼き続けています。

3つのコンセプト

パンが並ぶ店内

奥深い「パン作り」

「モノづくり」が好きな店主が、あるきっかけでパンの世界の奥深さに興味を持ったことが全てのスタートでした。

材料・分量・工程・成型・焼き方で、食味・膨らみ・形が大きく変わるパンの特性に無限の可能性と大きな魅力を感じ、すぐさまパン作りに没頭する日々が始まりました。

修業を積むうちに、“納得のいく材料” と“自らの経験と感覚” でパンを焼き上げ、お客様に手渡しして喜んでほしいと切望するようになりました。

こうして始まったパン舎は、開店から変わらず職人である店主がパン作りから販売までの全工程を丁寧に行っています。

更別村の小麦畑

十勝・更別の良質な素材

更別村は雄大な日高山脈が一望できる十勝平野の中央に位置する農業地帯です。小麦畑が広がる壮大な風景に「この土地で理想のパンを焼こう!」と夢いっぱいにパン舎が誕生しました。

小麦生産量全国1位の十勝は、十勝ブランドの小豆や乳製品などの原材料が豊富に揃う土地でもあります。また、更別村では特産の「すももの実」を使った商品づくりや販売が盛んで、十勝内外から人気を集めています。

当店のパンも、お客様に美味しく味わっていただくために試行錯誤を重ね、お店を訪れる方にはもちろん、村の学校給食や農家に従事する方の昼食や軽食などにも「いつもの味」として親しまれています。

パン舎のドッグラン

地域の皆さんとともに

「パンを買いに来たというより、おしゃべりしに来たみたい(笑)」パン舎を訪れる皆様の笑顔に支えられ、2019 年に創業 20 周年を迎えました。店主が自ら店頭に立ち直接感想をお聞きすることで、お客様の声をダイレクトに活かした商品づくりを続けています。

アットホームな店内ではお客様の明るい声が飛び交い、天候や村の行事、子どもたちの進学や独り立ちなど、まるで家族のような気持ちで一喜一憂して過ごす毎日。ドッグランを訪れる愛犬家の方や、ドライブ中に初めてご来店される方との一期一会のご縁も大変うれしく感じています。

パンのお供やお土産に楽しんでいただけるよう、更別村の美味しい特産品も取り扱っております。
また、ドッグランのご利用は無料。愛犬家のご来店も心よりお待ちしております。

店主紹介

パン職人 兼 オーナー 吉田 美佐子

パン舎のパン職人 兼 オーナー

埼玉県生まれ。
信州大学農学部畜産学科 昭和 61 年卒業。

学生時代より「人に喜ばれる“モノ” づくりがしたい」という強い思いを胸に、卒業後は食品メーカーの商品開発部に就職。休暇中に北海道の各地に旅行に訪れてアウトドアやグルメを楽しんでいたなか、畑や牧場がどこまでも広がる壮大な風景に強く魅了されて十勝に移住。

移住後は家具作りや乳製品製造業に従事していたが、知人の影響で「パン」の奥深さに興味を持ち、間もなく開業を目指して東京の専門学校へ通い製パン技術を習得。卒業後は十勝のパン店で製造経験を積み重ねた。

小麦畑が広がる更別村の風景と、そこに住む人々の朗らかな土地柄に心惹かれ、平成11 年に村唯一の小さなパン屋「パン舎」を開業。自らが焼いたパンを自らの手でお客様に手渡したいという気持ちで、パンの製造・販売を開店から今日までひとりで切り盛りしている。地元の良質な素材を積極的に使ったこだわりのパン作りと、気軽に立ち寄れるアットホームな店づくりを心がけている。

十勝の吹奏楽団等でのホルン奏者としての顔も持つ。無類のイヌ好き。

看板犬紹介

看板犬

パン舎の看板犬は代々、盲導犬のキャリアチェンジ犬のラブラドール・レトリバー。

現在は4代目(左) が店先でお客様をお出迎え。人懐こい性格でお客様にも可愛がっていただいている幸せなワンコです。お客様犬とパン舎併設のドッグランで一緒に遊ぶのを楽しみにお待ちしています。